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あなたの捜索プラン

あなたの犬を保護する方法

迷子になったペキニーズは、飼い主さんが呼んでも近寄ってこようとしないことがあります。

もともと警戒心が強かったり、何度か人に追われたりした場合は、飼い主さんが近づいただけでも逃げてしまいますので、落ち着いた声で遠くから名前を呼んで、飼い主であることを認識させてから、ゆっくり近づいて保護してください。
それでも警戒して近づけない場合は、その場所にとどまらせるために餌付けを行い、徐々に警戒心をやわらげていきましょう。

餌付けしても近づけない場合は、トラップを使って安全に保護してください。

迷子の犬がはやくおうちに帰れますように。

作業の流れ

(1)素手で保護する

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捜している犬を見つけたら、交通事故に気をつけて、ゆっくり近づいて保護してください。

捜している犬を見つけたら

必要なもの:好物のオヤツ、オモチャ、リード

1.名前を叫んで追いかけない
迷子の犬を見つけたときに、名前を叫んで駆け寄ると、パニックになって逃げてしまうことがあります。飼い主さんのいつもと違う様子に驚いたり、長く離れていた不安から警戒心が強くなっていることもあるためです。いきなり走り寄るのではなく、まずはいつも通りの落ち着いた声で遠くから名前を呼んで、飼い主であることを認識させてから、ゆっくり近づいて保護してください。

2.「遊び」と誤解されたら
特に迷子になってすぐのタイミングでは、犬が追いかけられることを「遊んでもらっている」と誤解し、さらに逃げてしまうこともあります。そのような場合は追いかけず、数歩下がりながら名前を呼んで自分の方に呼び戻すようにしてください。

3.交通事故
呼び戻しで最も注意すべきことのひとつは「交通事故」です。犬が道路の向こう側にいる場合は、呼び寄せる前に必ず車が来ていないかを確認してください。車が通っているときに犬を呼ぶのは絶対にやめましょう。犬は周囲を確認せずに走ってくるため、非常に危険です。

4.保護できたら
無事に保護できたら、首輪がしっかり締まっているか確認してください。痩せて首輪がゆるくなっていることがあり、そのままだと抜けてしまう恐れがあります。その場合は首輪を締め直してからリードをつないでください。もし犬が興奮しているようであれば、ハーネスをつけてダブルリードにし、再び逃げないようにしましょう。

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警戒して近づけない場合は、その場所にとどまらせるために餌付けを行い、徐々に警戒心をやわらげてから保護してください。

餌付けする方法

必要なもの:フード、トレイルカメラ

居場所がわかっても、近づくと逃げてしまう場合は、餌付けを行います。
毎日同じ時間、同じ場所にフードを置いてください。フードを置いたら警戒させないようその場を離れ、トレイルカメラで観察します。

餌場に警戒心をもたなくなったら、呼び戻しによる保護を試みます。いつも通りの落ち着いた声で遠くから名前を呼んで、飼い主であることを認識させてから、ゆっくりやさしく近づいて保護してください。

トレイルカメラの使い方



トレイルカメラの設定方法は機種によって異なる場合がありますので、詳しくは取扱説明書をご確認ください。

1.トレイルカメラの設定
・動画:撮影時間2分、音声オン
・センサー感度:中

2.トレイルカメラの設置位置
フードや捕獲器からおよそ1~2メートル離れた場所にトレイルカメラを設置してください。
カメラによっては近すぎると、夜間撮影で白とびして犬が真っ白に映ってしまうことがあります。夜間に白とびしないよう、あらかじめカメラとの距離を調整して確認してください。

3.設置の許可取り
人さまの敷地や餌場にトレイルカメラを設置する場合は、必ず事前に許可を取ってください。
トレイルカメラには、設置の目的、設置期間、連絡先を明記しておきましょう。

4.盗難防止
人目につく場所に設置する場合は、茂みの中や物陰など目立たない場所に隠すように設置してください。
また、柱などに鍵付きワイヤーで固定することをお勧めします。

(参考)トレイルカメラで捕獲器に近寄る猫を撮影

(2)サークルトラップ

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犬の捕獲器は野犬用のものが各種ありますが、プロでないと取り扱いが難しかったり、犬を傷つけてしまう危険のあるものが多いので、ここでは飼い主さんがうちの犬を安全に捕獲できるようサークルトラップを自作し、使う方法をご紹介します。

サークルトラップの作り方と使い方

犬の捕獲器は野犬用のものが各種ありますが、プロでないと取り扱いが難しかったり、犬を傷つけてしまう危険のあるものが多いので、ここでは飼い主さんがうちの犬を安全に捕獲できるようサークルトラップを自作し、使う方法をご紹介します。

1.サークルトラップの作り方
・材料:屋根つき犬用サークル、ドア用ラッチ 2個、結束バンド 4本、段ボール片 2枚、ポリエチレンロープ 20m程度、スナップフック

①ドア用ラッチの取り付け
・それぞれのドア用ラッチとサークルの金網の間に、少し厚めの段ボール片を挟みます。
・ドア用ラッチは結束バンドでしっかり固定してください。ラッチを取り付けることで、扉が閉まると内側からは開かなくなります。

②ロープを扉に取り付ける
・ポリエチレンロープをスナップフックに結びます。
・スナップフックをサークルの扉に引っかけます。
・ロープをサークルの内側から外側へ通します。




2.事前練習
ロープをすばやく引いて扉を閉める練習をしてください。
サークルが少しでも揺れたり動いたりすると、犬はすぐに飛び出してしまいます。そうならないように、一気にロープを引いて瞬時に扉を閉められるようになるまで練習しましょう。


3.サークルトラップの使い方
①扉を開ける
サークルの扉を開けます。ただし、開けすぎないよう注意してください。あまり広く開けすぎると、ロープを引いても扉が閉まらなくなることがあります。

②フードを置く
・犬をサークルの奥へ誘導するため、フードを3か所に少量ずつ置きます:入口から少し離れた場所、入口付近、サークル中央の3か所です。
・サークルの一番奥には、うちの犬の好物をたっぷり置きます。
・うちの犬の匂いがついた毛布や敷物を中に入れておくと、安心感を与える効果があります。

③離れた場所で待機する
・サークルトラップから離れて隠れ、うちの犬が来るのを静かに待ちます。
・犬が現れたら、扉に引っかけたロープをぴんと張った状態で握り、犬がサークルの奥に入るまで辛抱強く待ちます。



④ロープを素早く引く
犬がサークルの奥まで入り、フードを食べ始めたら、素早くロープを引いて扉を閉めます。




4.サークルトラップに入らない場合
①サークルトラップを警戒している場合
犬がサークルを警戒して中に入らない場合は、カモフラージュネットなどをサークルにかぶせて目立たなくしてください。

②人の気配を警戒している場合
・人の気配を察知してサークルに近づかない犬には、しばらくサークルの中でフードを与えて慣れさせる必要があります。
・フードを置いたらその場を離れ、トレイルカメラで犬の様子を観察します。
・警戒心の強い犬は空腹でなければ中に入ってきません。サークルトラップのまわりには他のフードを置かないようにしてください。
・うちの犬が中に入ってフードを食べるようになったら、待機してタイミングを見計らい素早くロープを引いて捕獲してください。

トレイルカメラの使い方



トレイルカメラの設定方法は機種によって異なる場合がありますので、詳しくは取扱説明書をご確認ください。

1.トレイルカメラの設定
・動画:撮影時間2分、音声オン
・センサー感度:中

2.トレイルカメラの設置位置
フードや捕獲器からおよそ1~2メートル離れた場所にトレイルカメラを設置してください。
カメラによっては近すぎると、夜間撮影で白とびして犬が真っ白に映ってしまうことがあります。夜間に白とびしないよう、あらかじめカメラとの距離を調整して確認してください。

3.設置の許可取り
人さまの敷地や餌場にトレイルカメラを設置する場合は、必ず事前に許可を取ってください。
トレイルカメラには、設置の目的、設置期間、連絡先を明記しておきましょう。

4.盗難防止
人目につく場所に設置する場合は、茂みの中や物陰など目立たない場所に隠すように設置してください。
また、柱などに鍵付きワイヤーで固定することをお勧めします。

(参考)トレイルカメラで捕獲器に近寄る猫を撮影

(3)次にやること

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迷子の犬を保護できたら、必要な医療ケアを受けさせるために、できるだけ早く動物病院に連れて行ってください。

保護した迷子犬の医療ケア

1.夜間に保護した場合
犬が怪我をしていたり、ひどく衰弱している場合は、すぐに24時間対応の夜間救急動物病院で治療を受けさせてください。

2.最初の食事
迷子になり何日もまったく何も食べていないことがあります。ひどく痩せている場合はフードをふやかす、ウェットタイプにするなど胃に負担が少ないようにして与えてください。

3.見た目に問題がなさそうな場合でも
一見元気そうに見えても、念のため、かかりつけの動物病院で診察を受けてください。脱水症状、外傷、歯や爪の損傷、ノミ・ダニ・寄生虫、感染症などの有無を確認してもらいましょう。

4.喧嘩で咬まれていた場合
喧嘩で咬まれていた場合、数日後に腫れや化膿などの症状が現れることがあります。注意深く観察し、異常が見られたらすぐに動物病院で処置を受けてください。

5.保護の際に飼い主が咬まれたり引っかかれたりした場合
犬を保護する際に咬まれたり引っかかれたりした場合、感染症のリスクがあります。すぐに流水で傷口をよく洗い、腫れなどの症状が出た場合は、すぐに病院で診てもらってください。

迷子捜しのクロージング

迷子だった犬が無事に保護できたら、目撃情報をくださった方や捜索に協力してくれた方々に、ぜひそのことを知らせて感謝の気持ちを伝えてください。

許可を得て掲示した迷子チラシがある場合は、「見つかりました」と書いたメモを貼り付けて、3日ほどしたら撤去しましょう。迷子のことを心配してくださっている地域の方は多いものです。

迷子の届出をした警察署、動物愛護センター、公共事業局(道路清掃担当)、動物病院などにも、犬が見つかったことを報告してください。

犬が無事におうちに戻れて、本当によかったです。
これからも、大切な家族と一緒にたくさんの幸せな時間を過ごせますように!

(お願い)
捜している犬が見つかったときはぜひ、迷子の飼い主さんサポート活動の「迷子が見つかりました!」から、保護までの経緯をお知らせください。
チャットボットの捜索プランをさらに精度の高いものにすることと、迷子を捜している多くの飼い主さまのお役にたてる情報発信に活用させていただきます。